脱肛の治療薬について
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根治手術による外科的療法を施す前の、比較的軽い脱肛には、保存療法といわれる治療薬を使用した医療が選択されます。
内服剤、軟膏や坐薬などの外用剤が用いられるのが一般的です。
肛門や直腸の下部粘膜が、排便時等のいきみで出てきてしまう症状だけでなく、一般にいぼ痔と呼ばれる内痔核が出血炎症を起こし、外へ出てくる場合も脱肛と呼びますので、使用される薬剤も複数種類あり、それらが組合わされ治療が進められます。
脱肛ベルトやサポーターを併用し、運動療法、入浴と食事を中心とした生活改善も並行しながら、治療薬の効果を助ける保存療法が続けられますので、気長に取り組むことになります。
女性の場合、妊娠、出産をきっかけに脱肛になる場合が多々あります。
そうしたケースにおいては、授乳や育児への影響から安易な服用、外用剤の使用を控えたいと思う方が多いものですが、できれば肛門科を受診することへのためらいを捨て、早期に完治させるタイミングを掴みたいものです。
運動療法や食事療法へ積極的に取り組みながら、出血や炎症の程度、症状に適した市販の軟膏や坐剤等外用剤を続けることが重要です。
又着衣から目立たない脱肛ベルトが増えていますので、積極的に利用し、日常生活のストレスを軽減させたいものです。
市販される製剤は、殺菌消毒効果の認められた成分に、非ステロイド抗炎症成分が配合されているものが主です。
出血が多い場合、硬化剤が用いられますが、医師による処方で得られる製剤です。
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