裂肛 手術後

裂肛の手術後に注意すること

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裂肛とは、肛門の粘膜や皮膚が切れてしまうことです。
きれ痔とも言われ、ダイエットや便秘をする女性に多い痔です。
裂肛は、固い便が肛門を傷付けることや、下痢の強い勢いで肛門が切れてしまうことで起こります。
裂肛にならないようにするには、便通を整えることが大切です。
症状が軽い場合は、軟膏や座薬で腫れや痛みを和らげ、内服薬で便通を整えることで治る可能性が高いです。
しかし、慢性的に裂肛を繰り返していると、傷口に潰瘍ができて治りにくい深い傷となります。
さらに見張りいぼや肛門ポリープができることで、常に肛門に違和感を感じるようになります。
繰り返される裂肛により、肛門が狭くなる肛門狭窄になると、細い便しか出なくなり少しでも固い便をするとすぐに切れてしまい、症状が悪化することになります。
このような状態になると、薬での治療では完治が望めず、手術をすることも検討されます。
手術で肛門狭窄を広げることで、便が出やすくなり、肛門ポリープや見張りいぼを切除することで肛門の違和感が消え、快適な生活になります。

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個人差はありますが、裂肛の手術後は痛みがあります。
ほとんどの痛みは、座薬や内服薬で痛みのコントロールができます。
手術後の排便は怖いものですが、排便を我慢したり食事量を少なくすると固い便が肛門を通過し、傷の治りを遅らせます。
過度に痛みを怖がらず、軟便薬で便の固さをコントロールしてスムーズに排便できるようにします。
手術後の痛みには、お尻をぬるま湯につける座浴や湯船に入ることが効果的です。
お尻の血行を良くすることで痛みが和らぎます。
手術後で大切なことは、便秘にならないことと安静です。
食物繊維や水分を多く取り、便が肛門に負担をかけない歯みがき粉やバナナくらいの固さにしましょう。
固い便にならないように注意します。
医師の許可があるまでは、出血の原因となる激しい運動やお尻に負担をかけることは避けます。
香辛料やアルコールの摂取も控えましょう。
せっかく手術をして完治した痔が再発しないように、食事や生活を見直し快適な生活を送りましょう。

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