脱肛が戻らないのはいぼ痔の可能性があります
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肛門部分に違和感を感じたり、お尻洗っている時に肛門が異常に飛び出ていて脱肛に気づく場合があります。
脱肛の原因は様々あり、肛門括約筋や直腸の粘膜を支える組織などが歳とともに弱まってくることで生じたり、出産や手術の影響で生じることもあります。
また、内痔核、いわゆる肛門の内側に出来たいぼ痔が進行し、飛び出して自然には戻らない状態になっている場合もあります。
命の危機に直結する問題ではありませんが、この状態を放置しておくと、粘膜は敏感な部分なので擦れたりすることで傷つき症状を悪化させ、出血に至ることがあります。
脱肛は排便時の力みなどで飛び出す事が多いですが、症状が悪化してくるとちょっとしたことで生じるようになってしまいます。
もし脱肛になってしまったら、排便後はシャワーの温かい湯で肛門部分を優しく洗い、常に患部を清潔にしておいてください。
飛び出して戻らない部分を押し戻すには、ワセリンやオリーブ油を塗布したガーゼで少しずつ中に押し込んであげましょう。
清潔な指であれば、ガーゼではなく指で行うことも可能です。
押しても戻らなくなってしまった場合や、痛み、出血がひどい場合は外科的手術も考える必要があります。
いぼ痔には温めることで、肛門部分のうっ血を取り除き症状を緩和させることができます。
また、排便時には決して力まないようにしましょう。
肛門を意識的にギュッと締めたり緩めたりする肛門括約筋のトレーニングは、継続的に行うと脱肛に効果的です。
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