脱肛 手術 痛み

脱肛の手術と痛みの関係について

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脱肛の手術というのは、どうしても必要なものなのでしょうか。
 どうしてもというほどではありませんが、痛みが強いなどで日常生活に支障がある、仕事ができないといった場合には、やはり手術がお勧めです。
 もしさほどのものでない場合は、従来通りに外来で、薬を用いて治療を行うという方法でもいいでしょう。
 手術を受ける場合には、いくつかの方法があります。
 まず単純切除法と呼ばれる方法で、脱肛部分が小さい場合、あるいは少ない場合に適しています。
 入院は1泊程度で痛みも少ないため、妊婦や高齢者の場合でも可能なことがあります。
 この場合は電気メス、あるいはレーザーメスを使います。
 それから凍結法というやり方もあります。
 この方法はまず脱肛部分を低温で凍らせ、その後患部を取り除くものです。

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 その他には結紮切除という方法があります。
 今一番多く用いられているやり方で、脱肛している箇所を部分的に切除し、根元の部分を輪ゴムで結紮してから取り除く方法です。
 この場合も単純切除報同様、脱肛部分が少ない場合には1日程度の入院で済みますが、多い場合はやはり処置に時間がかかります。
 手術そのものも煩雑になるため、痛みや出血が増加し、その結果として入院期間が長期化することもあります。
 その他に、切除せずに治す方法もあります。
 4回に分けて注射によって治療を行うもので、ALTA療法と呼ばれています。
 切除しない分痛みが少なくて済み、日帰り手術も可能なのが大きなメリットですが、その反面、患部を切除するわけではないので、再発率が高くなることもあります。

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