脱肛 かゆみ

脱肛とかゆみにについて

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 脱肛とは、肛門内部の粘膜が飛び出した状態を言います。
医学的には肛門粘膜脱と言って、出産や排便時のいきみが原因になったり、また重たい物を持ったり、座ったままの姿勢で仕事をする人にも多く見られる病気です。
肛門から脱出した部分の粘膜には分泌腺がたくさん存在しており、分泌物を出しますから肛門周囲が濡れて汚れたり、その部分が擦れてかゆみが現れたりするのです。
中には、脱肛になっていても不快に感じない人もいますが、ほとんどの人の場合にはかゆみ等から不快に感じることが多くなります。
また、ひどくなると嵌頓となって激しく痛むことがありますから、できるだけ肛門科等の専門の病院に行って、診察を受け治療してもらうことが望ましいのです。

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脱肛を治療するためには、原因を取り除いたり、何らかの対策を取ることが重要です。
例えば、便秘気味で排便時に強くいきむ人は、便秘を治すことから始める必要があり、便が硬くならないように便秘薬を服用することも効果的です。
また、座ったままの姿勢で仕事をする人は、ドーナッツ型の座布団を利用することで肛門周囲への負担を軽減する効果があると言われています。
そして、症状が軽いうちであれば市販の座薬等を利用して治療する方法もあります。
しかし、脱肛が慢性化したり嵌頓を起こしているような場合には手術が必要となってきます。
脱肛の手術にはいくつかの種類があって、注射を打つことで治る場合もあれば、飛び出した粘膜の切除が必要となる場合もあります。

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